2020.09.14
【Renovation Projects】 第1弾 Episode3「32年を経た民家の真実。」
32年の年月を経た民家。
私よりもだいぶ若いですが、
時間というのは残酷なもので。
人間もそうですよね。
メンテナンスを怠れば、加齢は急激に加速します。
そもそも土台の素晴らしい人は、加齢の速度も違ってて(もち肌とかね)。
お分かりいただけますでしょうか?
土台にまで達する基礎の亀裂や劣化を。
もともとは「水回りなんかのリフォームもいいかな♡」と思っていらっしゃった施主さまも、
この現実を見て「怖い…」と。
ご存知の通り、基礎を含む土台や構造躯体は家の要。
『縁の下の力持ち』とはよく言ったもので、
目に見えない部分だけど、地味な部分だけど、
家の要は家族の命を守る大切なもの。
いくら綺麗なキッチンを入れても
いくら可愛いクロスを貼ろうとも
いくら洒落た造作家具を作ろうとも
土台が弱ければ、家は傾きます。
躯体が弱ければ、家は倒壊の危険があります。
わたしたちが目指すのは、
「ご家族が、50年先の未来も安心して愛着を持って暮らせるリノベーションをすること」。
これから躯体の補強作業が進みます。