2023.06.20
棟札に込める想い
こんにちは☀️
いよいよ1年も半分を過ぎようとしていますね。早いのなんの。
やりたいこと、やれていないこと、いっぱい。
あぁ。1日が25時間だったら・・
「できるかじゃねぇ やるんだよ!!」by呪術廻戦
自分に喝を、定期的に入れています。
さてさて。
これまでに何度かインスタや、ブログなどでUPさせていただいておりますが、
今日は「棟札」のお話をさせてもらえたらと思います。
棟札は、上棟の際に小屋裏に収める木の板で、
本来の目的は、建築年月や改修年月などを記す「建築記録」です。
小屋裏をあける機会が無ければ、目にかかることのないもので
しばしば忘れられがちな存在。
ですが、
建築記録、すなわちその建物の歴史が記された
とても貴重な史料となるのです。
次に小屋裏をあける機会、
例えば解体や、大掛かりな改修の際に発見されることになる棟札。
発見されるのが
ウン十年、いや100年先の未来になることだってあるでしょう。
そんな時に、
あぁ。おじいちゃんやおばあちゃんたちはこんな想いでこの家を建ててくれたんだ。
何十年も前の御先祖さまのおかげで、この家があるんだ。
この家を建ててくれて、
守ってくれて、
残してくれて
”ありがとう”。
そう、次の世代を生きる子や孫たちに繋がっていけば素敵だな、と。
そんな未来を想像して
M図建築工房で用意する棟札には、ご家族のお名前は建築年月だけではなく
ご家族のお家への想いをメッセージにして記させていただいています。
今日は、お施主さまのご協力をいただいて
ほんの一部をご紹介✨
” みんなが帰りたくなる、温かい家 “
優しいお父さん、笑顔の素敵なお母さん。
想いのこもった、とても心温まるメッセージですね。
” いつ帰ってきても安心するような、家にしたい “
ご家族の優しい気持ちが伝わるメッセージですね。
素敵な一枚です。
”家族が健康で、向日葵のような笑顔あふれる場所 “
向日葵のような笑顔あふれる場所。
お施主さまの人柄を感じるメッセージに、心が温かくなりました。
あげさせていただいたのは、ほんの一部で
お施主さまの数だけ、優しいメッセージがあります。
棟札とは、後世に送る一つのタイムカプセル。
次の世代を担う人が、
このメッセージを見て、何か感じてくれると
それは、とてもとても嬉しいことですね。
そして、現在と未来を想い描く時間も素敵なものですね。
ちなみに、M図建築工房で棟札に記したメッセージは
” つづく、世界。”
です。
ご家族の暮らしが、つながりが続いていきますように。
建てた住まいが、大切に住み継がれますように。
たくさんの想いをギュッと込めたメッセージです。
お施主さまの笑顔は、みなさんいつも素敵です♡
これからも、
たくさんのタイムカプセルを納めていけるよう、がんばります✨