そうだ、新築を建てよう❢ 【住宅ローン審査編】
こんにちは。
朝夕めっきり涼しくて、過ごしやすくなってきましたね♩
子どもが通う保育園では、運動会の練習が始まっているようです。
例年通りの開催とはいかないでしょうが、
親としては成長した我が子の姿を少しでいいから見てみたい…泣
と切望しております。
さて、前回のお話はこちら↓
今回は「住宅ローンの審査」についてのお話を。
多くの人は住宅購入の際、ローンを組むかと思います。
「私はキャッシュでもいけるわよ♡」という方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、
・住宅ローン控除額→ローン残額の1%/年(最大)
・住宅ローン金利→1%以下/年利
超低金利時代の現在、1%以下で組める住宅ローン商品は数多く出されています。
対して、住宅ローンの控除期間は10年間(コロナ特例により13年間に延長)。
住宅ローン控除は所得税(&住民税)から控除されていきます。
所得税は累進課税なので、所得が多い方ほど受ける恩恵は大きくなります。
つまり、税金を多く払っている方ほど控除を受けられる期間だけでも住宅ローンを組んだ方がお得♡です。
さてさて前置きが長くなりましたが本題。
銀行によって違いはあれど、まず事前審査→本審査→つなぎ融資審査の流れで審査が行われます。
*事前審査*
必要書類▶︎源泉徴収票(所得が分かるもの)・印鑑・免許証・保険証・購入物件の情報
事前審査では、個信を見られることが多いそうです。
過去の延滞や異動等を含めた金融事故歷がないかどうか。
就業年数、貯蓄額、その他の借入(車のローンやスマホ機種代の分割など)を重点的にチェックします。
・過去の金融トラブル等で不安がある方は、個人でもご自身の信用情報開示請求が可能なので事前に調べておくといいかもしれませんね。
(参考:CICこちら)
一般論ですが、任意整理などをされた方はその日から起算して5年空けないと新しいローンは組めないと言われています。
・就業年数についても金融機関によって様々ですが1年以上はあった方がいいようです。
が、転職理由によっても変わってきます。
例えば、「前職で美容師をしておりUIターンで宮崎市に移住してきて現地で美容師として勤めている。」
こういった事情であれば、「ポジティブな転職」であり「前職と同じ内容の仕事を続けている」ことを加味されることもあるそうです。
・その他の借入についてですが、基本的に年収に対する返済負担率を銀行は出します。
返済負担率は25%以下が、無理なく返せる安全圏だと言われています。
例えば、年収700万円の方が3500万円の借入を年利1%で借りたとすると、年間の住宅ローン返済額は118万円。
118万円÷700万円×100=16.86% ※概算
このケースであれば、返済負担率は安全圏内だということです。
ですがここに、月々10万円の車のローンがあったらどうでしょうか。
年間の住宅ローン返済額118万円に加えて年間の車ローン返済額120万円で、返済額計238万円。
238万円÷700万円×100=34%
一気に支払いが難しそうな感じになってきました。
銀行のリスクヘッジの一環として、これらのことは重視してチェックされます。
*本審査*
必要書類▶︎土地売買契約書・工事請負契約書・実印・実印証明・住民票・他
本審査では、個信及び土地や建物の担保価値などを重点的に見られることが多いようです。
また本審査申込み時に併せて「団体信用生命保険」の告知書も記載します。
持病や大病を患ったことがある方は、団信でお断りされるケースもあります。
我が家はコレが一番不安だった…汗
そんなこんなで、住宅ローン審査では様々な角度から審査をされます。
結果が出るまでドッキドキなのですが、こればかりは身を任せて待つ以外、何にもできませんね。
銀行によって重視度は変わりますので、一つの銀行で否決だからと言って諦める必要はないと思います♩
ただ、「何で否決だったのか」をご自身で考えられることはとても大切です。
また、「持病がある」や「勤務年数が浅い」などの不安要素がある方はフラット35を使う手もあります。
フラット35については追々説明させていただきます。
当社では、ローンに関するご相談も承っておりますのでお気軽にお申し付けください♩
次回は、「地縄はり」についてです✨